おはようございます!大型連休も明け仕事モードに切り替えなくてはならない脱却さんです!
休みが多いと嬉しい分明けてから仕事の内容を一部忘れてしまったりしますが私自身は休み前に
やることリストをメモ帳か付箋に残して帰るというアナログな方法で管理しております。
さて今回は脱!個人年金保険の巻になりますが、私なりの考えを述べていこうと思いますので
よろしくお願いします。
個人年金保険とは
個人年金保険ってどんなんなん?
タメ口がデフォルトになってますがまぁいいでしょう!個人年金保険とは簡単に言うとその名の通り自分自身で積立する年金となっています。公的年金だけでは私生活をカバーできない分を補うか年金制度の破綻に対して準備する名目で提案したりしています。
なるほど、貯金で積立するのと違いはなんかあるの?
貯金で積立する違いは利回りが貯金より若干有利な点ですかね、そのかわりに短期で解約すると元本割れする可能性があります。あとは年金保険料控除が使えたり、自動的に引き落としされるので残高を意識しておけば自動的に積み立てられる点ですね。
貯金の利息がクソみたいな金利しかつかない昨今としては元本割れのリスク以外は良さそうな気がするね!てか年金保険料控除って何?
その元本割れってのが厄介なのですが、先に保険料控除の説明をしますね。
生命保険料控除は三種類に分類されて平成24年以降の新制度の場合、生命保険料控除、医療介護保険料控除、年金保険料控除となり、それぞれ払込金額に応じて控除され、最大年間8万円以上の支払いで、4万円の控除を受けられるようになりそれぞれの保険で8万以上払えば最大12万円の控除を受けれるものとなってます。
てことは個人年金保険は貯金より金利が良くて積み立てしながら保険料控除も受けれるからめっちゃいいやん!てか控除って何?
次のパートで見ていきましょう
保険料控除とは
保険料控除は払った保険料により、所得税や住民税からの控除を受けれるものになります。
じゃあ個人年金保険を8万円年間でかけたとしたら4万円の控除を受けれるし、所得税を4万円払わなくて済むって事!?それってすごいやん!
いえ、4万円まるまる払わなくていいわけではなく、所得税の場合、所得税率に応じた税率分控除される形になりますので税率が10%の方は4万円✕10%で4,000円税金を払わなくてすむってことになります。
4,000円!!なんか多いような少ないような金額やな!
あとは住民税から同じように8万円以上の保険料払込があれば、こちらは税率関係なく
一律で2,800円の控除が受けれる形となります。
てことは個人年金を8万円以上かけると利息は貯金以上で所得税率10%の人は
4,000円+2,800円=6,800円税金控除も受けれるなら8万円払って6,800円税金を払わなくていいってことは利回りで言うたらどんなもん?
単純に計算したら80,000円が86,800円になったとした場合金利で言うなれば
約8.5%くらいですね。
定期の金利が1%弱の今その金利ならめちゃくちゃいいじゃないか!
なぜそれをやめるんでい?
確かにいいとは計算してみたいい気はしますその理由は私自身の話を踏まえて次のパートで話します。
個人年金解約してどうなった?
私の個人年金保険の内容としましては年間120,000円払っており60歳まで払い続けて
456万積み立てる形で契約しており、受取時には最低520万以上になりそれを10年に渡って受け取るというプランでかけていました。
なるほど、利回りと保険料控除を思うと悪くなさそうな気がするね
はい、大体で計算しますと60歳までかけたとして最低660,000円は増えているのと
毎年の保険料控除を6,800円受けれるとして38年✕6,800円=258,400円とするとトータルで約918,400円節税と利息を受けれる形となります。
トータルの利回りで言うとどれくらいかね?
はい!私はこのような計算式で計算してますが
4,560,000円−(4,560,000円+918,400円)= −918,400円
−918,400円÷4,560,000円= −0.2014
−0.2014÷年数38年✕100=0.53%って計算になります
0.53%ってえぐくない!?さっきは控除でいい金利出てたのになんでそうなる?
個人年金本体の利回りが低すぎるからですね、みなさんも気をつけたほうがいいのですが証書等に記載されている予定利率の表記は貯金とかの金利とは違いますので気を付けてください。
因みに私の最低予定利率は1.0%でしたがこんなもんですわ
うわーそれはなかなかな結果ですなー
わたしの場合18年かけてきたので元本割れにはならなかったのですが10年以内の解約は元本割れになってしまう契約でしたので一応マイナスにはならないのでよかったのですが、、
中途解約の結果はどんなもんやったん?
えーと
120,000円✕18年=2,160,000円
に対して返戻金が2,300,000円でして、
控除の6,800円✕18年=122,400円
先程の計算式に当てはめて利回りを計算しますと
0.75%でした。
おおおおおおおおおおおおおお
なんとも言い難い金利ではあるが貯金に比べればよかったのではないかい?
貯金に比べればねーーー
なにか他に方法が?
はい!では次のパートへどうぞ!
結局インデックス運用の投資信託にしとけばよかったってこと
まぁ貯金よりはいいし保険料控除はもうちょい取れてるでしょうし、実際はもうちょい得してはいると思うのですが
なんや他に方法があるんかいな?
そうですねー、それこそ私が勉強して行き着いた先がインデックス運用の投資信託という結果になり、それであれば個人年金保険はいらんって結論になりまして
前もそんな話してたけどどんなもんなんかいな?
そうですね、簡単に言うと同じ年間12万を払うなら楽天証券等のネット証券会社でNISA口座を開設して、全世界株オールカントリーやeMAXISSlimS&P500などの運用管理手数料の安い投資信託で運用しとけばもっと結果を出せていたって話です
ほー実際どんなもんなんだい?
金融庁のシミュレーターで計算しますと毎月10,000円を金利4%で18年運用しますと
216万円の元本に対して316万になって返ってきますの100万は増えてる計算になりますね
100万!?個人年金保険は26万ちょいやったのにえらい違いやなー
てか金利の計算の4%って高すぎへんか?
まぁ貯金金利が1%以下やのに4%はおかしいですよね
でも株式投資は長期目線で見れば4%は十分に目指せる金利ではありますよ
ただし短期ではマイナスになる可能性は大いにありますのでその点は個人年金保険と同じ部分ではありますね
また生命保険みたいに控除はありませんがNISA口座で運用すると利益に対して非課税になりますので利益が出れば出るほど控除より効果は大きくなりますよ
そうかーなかなか奥が深そうやからまた聞かせてくれや
はい!またこの手の話は別の巻で公開しますね
まとめみたいな結論
今回個人年金保険の解約に至ったわけでありますが多少年月もかけていましたので躊躇する面はもちろんありましたが、このままかけ続ける未来より今からもっと良い結果を出せる方法を模索する中で行き着いた答えがインデックス運用の投資信託という結果になりました。
私自身株式投資はギャンブルであるとずっと認識していましたが勉強すればするほどギャンブルではなくしっかりとした運用方法なのであると確信してます。
では個人年金保険をかけてきて後悔があったのかと言うとそうとは言えません。なぜなら当初はそれが最善の方法であると確信していて、インデックス運用なるものを知らなかったゆえの結果だと思います。
これから先インデックス運用以外の運用方法が現れるかもしれませんが以前の私とは違い一つのものに固執せずに様々な金融知識をつける上で必要なものを取り入れていきたいと思います。
以上で脱!!個人年金の巻を終わりたいと思います。
今日も明日も良い一日でありますように!!ありがとうございました!!
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